あーもー好き。
愛してる。
どうすることもできないこの衝動。
止めたくても止められない。
勝手に内側から溢れてくる津波のようなこの愛。
どうしよう。
あーもー好き好き好き。
あー苦しい。
どうしたらいいんだ。
あーーもーー
んーーもーー
犬が好きで好きでたまらない。
どうしよう。
先祖に犬をいじめた人間がいるに違いない。
その先祖の罪の償いにオレが犬を好きでたまらなくさせられてる神様に。
絶対そうだ。
絶対そうだ。
絶対そうだ。
愛してる。
あーーもーー愛してる。
宇宙の果てまで愛してる。
宇宙の果てじゃ足りない。ビッグバンから137億年しか経ってない。もうすぐ200億光年くらい遠くまで見える望遠鏡がハッブル宇宙望遠鏡の次にできる。それができたら、137億光年以上の向こうまで見えるんだから、宇宙の外側が見える。そんな人間の手の届く距離くらいでは、オレの犬への愛の大きさにはまったく足りないんだぁぁぁぁああああーーーーーーーーーー!!!
がぁぁぁああおぉぉぉおおおーーーーーーーー!!!
血圧が上がる。そう言えばこの前血圧を計ったら、下が100で上が160だった。犬が好きすぎてずっと興奮して生きてるからだ。このままだと犬を愛しすぎたために体が爆発して死ぬ。しかし好きになることをやめることはできない。
どうしよう・・・・
わからん・・・・
難しい・・・・
別に好きなものを見つけたらいいんじゃないだろうか。愛する女性ができたらいいきっと。誰か魅力的な女性オレに愛させてくれ。
いや! しかし、今度はその女性を愛しすぎて爆発する。
だから、興奮せずにはいられないこの性質をどうにかしなければならない。
ちょっと忙しいのでつづく・・・
.